“CHUNK Juice“というスロージュースとローナッツミルクの専門店をやっています。自分のお店のことは置いておいて、私は東京で飲めるロージュースのお店をたくさん巡ってきました。それぞれのお店のジュースには、フレッシュな果物や野菜の味わいと、お店ごとのこだわりがぎゅっと詰まっていて、飲むたびにワクワクする発見があります。今回は、私が実際に訪れて感動した、ロージュース好きにぜひおすすめしたい東京のお店を勝手にご紹介します。フレッシュで美味しいジュースとの出会いで、毎日の気分が少し特別になるような体験を楽しんでほしいです。
DAVID OTTO JUICE ／ Beverly Hills Juice
搾りたての新鮮なココナッツミルクが飲める
京都店は残念ながら閉店し、千駄ヶ谷店も2024年1月末で閉店予定ですが、その価値は十分に伝えたいお店です。もともとビバリーヒルズに1975年に創業した老舗コールドプレスショップ「Beverly Hills Juice」の創設者であるデビッド・オットー氏のもとで、3年以上にわたり親交を深めながら修行を積んできた経緯があります。その経験を経て、日本ではサザビーリーグの協力によって実現した、デビッド公認のコールドプレスジュースショップ「DAVID OTTO JUICE」として展開されています。厳選された新鮮な野菜や果物を使用し、酵素や栄養を損なわずに抽出するそのジュースは、健康志向の方や生の栄養を取り入れたい方にとって特別な一杯となるでしょう。味わいだけでなく、作り手のこだわりとストーリーを感じられるジュースとして、多くのファンに支持されています。
「DAVID OTTO JUICE」は、オーガニックや地球環境にまで丁寧に配慮されていて、何よりも新鮮な搾りたての生のココナッツミルクが味わえる、非常に貴重なお店です。市販のココナッツミルクは加熱や加工が施されていることが多いですが、こちらのものはフレッシュさが際立っていて、素材本来のやさしい甘さと香りをしっかり感じられます。実はココナッツが苦手な私でも、このココナッツミルクは驚くほどおいしくて、何度でも飲みたくなるほど。時間をかけてでも足を運びたくなる味わいで、なくなってしまうことを思うと正直とても心配です。日本にいながらも、ビバリーヒルズに行ったら絶対に飲みたい、心からおすすめできる一杯です。味わうたびに、作り手のこだわりと愛情を感じられる素晴らしい体験で、飲む価値のあるジュースだと断言できます。
Sky High Juice
天才的なブレンド
とにもかくにもダントツで美味しいのが「“Sky High Juice”」です。たかがジュース、されどジュース。飲むたびに“ブレンドの大切さ”を味で教えてくれるお店で、初めて口にしたときの衝撃は今でも忘れられません。絶妙なセンスが光るブレンドは、コールドプレスジュースはもちろん、スムージーも本当に美味しく、どれを選んでも期待を裏切りません。最近のジュース屋さんの中には「健康のために頑張って飲む味」というものも多いですが、ここは飲みやすさだけでなく、しっかりと野菜も取り入れられているのが魅力です。さらにスピリチュアル的な面白い要素も取り入れられていて、味だけでなく体験としても楽しめるショップになっています。なお、路面店はすべて閉店しており、現在店舗は新宿伊勢丹と羽田空港内のみで営業しています。それでも訪れる価値のある、ブレンドのセンスと美味しさが際立つジュースショップです。
TOKYO Juice
コールドプレスジュースの希望
「TOKYO Juice」のオーナー、ジェフリー・室松さんのお人柄には本当に感謝しかありません。みてみてください（笑）。ね？優しさが顔に滲み出ております。私が「CHUNK Juice」をオープンするにあたって、ジェフリーさんは面識もない私の相談を丁寧に聞いてくださり、温かくアドバイスをくださいました。いきなりメールを送ったにも関わらず、すぐに電話で対応してくださり、私の無知で失礼な質問にも最初から最後まで優しく、包み隠さず丁寧に教えてくださいました。そのおかげで、自分のペースで無理なくお店を始めることができ、本当に心から感謝しています。「TOKYO Juice」は表参道店、原宿店など、そして2024年には麻布台ヒルズ店もオープンし、どんどん拡大しています。驚くべき勢いで進化を続けてる。コールドプレスジュースはもちろん、スムージーやその他のメニューも豊富で、どれも試してみたくなる美味しさ。お店のクオリティも常に高く、味もセンスも妥協なしです。ジェフリーさんのおかげで、CHUNK Juiceも安心してスタートできました。心からの感謝を伝えたい、特別な存在です。
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